正社員だけじゃない。派遣・パート・時短という選択肢
この記事のまとめ
- 保育士は、派遣・パート・時短など、正社員以外の働き方も選びやすい
- 時間や責任の重さを調整できる一方、収入や待遇は下がりやすい
- 「何を優先したいか」で選ぶと、自分に合う働き方が見つかりやすい
「保育の仕事は好き。でも、今の働き方は続けられない」。そんなときは、正社員にこだわらず、働き方そのものを変えるのもひとつの方法です。
働き方の比較
| 働き方 | 良いところ | 気をつけたいところ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 正社員 | 収入や賞与が安定。キャリアを積みやすい | 責任が重く、行事や書類の負担も大きい | 長く働いて経験を積みたい人 |
| 時短正社員 | 正社員のまま、勤務時間を短くできる | 園によって制度の有無が違う | 子育て中など、時間を調整したい人 |
| パート | 勤務日数や時間を選びやすい | 時給制で収入が下がりやすい | 家庭やほかの予定と両立したい人 |
| 派遣 | 派遣会社が間に入るので、条件の交渉を任せやすい | 契約期間があり、更新されないこともある | いろいろな園を経験してみたい人 |
パート・時短のポイント
パートや時短勤務では、担任を持たずにサポートに入るなど、責任の範囲が小さくなることが多いです。そのぶん、行事の準備や書類仕事の負担が減り、気持ちにゆとりを持ちやすくなります。
一方で、収入は正社員より下がりやすくなります。勤務時間によっては、社会保険の加入条件も変わるため、確認しておきましょう。
派遣のポイント
派遣では、派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の園で働きます。
- 勤務時間や曜日などの条件を、派遣会社に伝えて探してもらえる
- 園との条件交渉やトラブルの相談を、派遣会社にできる
- 同じ派遣先で働ける期間には、法律上の上限がある場合がある
いきなり正社員で転職するのが不安な人が、派遣でいろいろな園を経験してから、自分に合う園を選ぶという使い方もあります。
自分に合う働き方の選び方
次の3つを考えると、選びやすくなります。
- 1週間に働ける時間:何日、何時から何時まで働けるか
- 必要な収入:生活に必要な金額を下回らないか
- ゆずれないこと:担任を持ちたい・持ちたくない、土曜は休みたい、など
保育士向けの転職サービスの中には、正社員だけでなく、パートや派遣の求人を扱っているところもあります。「働き方から相談したい」と伝えてみましょう。
時間の負担が一番のモヤモヤなら、持ち帰り仕事・サービス残業の考え方も参考になります。自分がどのタイプか迷ったら、無料診断でチェックしてみてください。
この記事は一般的な情報をまとめたもので、個別の労働問題への助言ではありません。職場のトラブルは、各都道府県の労働局にある総合労働相談コーナー(無料)などの公的な窓口にも相談できます。