保育士を辞めたいと思ったら、最初にやる3つのこと
この記事のまとめ
- 「辞めたい」の原因は、人・仕事量・お金・保育そのものの4つに分けると整理しやすい
- 原因によっては、園を変えなくても軽くなることがある
- 辞めると決める前に「次の選択肢」を知っておくと、焦らずに選べる
「もう辞めたい」。そう思う日があるのは、あなたが弱いからではありません。保育の仕事は、子どもの命を預かる責任、保護者対応、行事の準備と、心も体も使う仕事です。
ただ、勢いで辞めると「次の園でも同じことで悩んだ」ということになりがちです。辞めると決める前に、次の3つをやってみてください。
1. モヤモヤの原因を4つに分けてみる
「辞めたい」気持ちの中身は、人によって違います。まずは紙やスマホのメモに、思いつくことを全部書き出してみましょう。そのうえで、次の4つに分けてみます。
| 原因のグループ | よくある例 |
|---|---|
| 人間関係 | 先輩や主任がこわい、園長と合わない、同僚と話しづらい |
| 仕事量・時間 | 持ち帰りの仕事、行事前の残業、休憩がとれない |
| お金 | 給料が上がらない、手当がよく分からない |
| 保育そのもの | 園の方針が合わない、保育の仕事が好きか分からなくなった |
どこに書き出しが集中しているかで、向いている次の一歩が変わります。
2. 今の園でできる調整を考える
原因によっては、園を変えなくても軽くなることがあります。
- 仕事量:担当や分担の見直しを、主任や園長に相談する
- 人間関係:話しやすい先輩に相談する、クラス替えのタイミングで配置の希望を伝える
- お金:処遇改善手当がどう支給されているか、園に確認する(処遇改善手当の確認のしかた)
もちろん、相談できる雰囲気ではない園もあります。その場合は、無理に今の園で解決しようとしなくて大丈夫です。
職場でのいじめや嫌がらせ、パワハラにあたるような言動がある場合は、園の外の窓口にも相談できます。各都道府県の労働局にある「総合労働相談コーナー」は無料で利用できます。
3. 「次の選択肢」を知っておく
辞めるかどうかを決める前に、次の選択肢を知っておくと、焦らずに選べます。
- 今の園で続ける:調整がうまくいけば、慣れた環境で働き続けられる
- ほかの園に移る:保育の仕事は好きで、園の環境が合っていない場合
- 働き方を変える:時短・パート・派遣など、時間や責任を調整する(派遣・パート・時短という選択肢)
- 保育以外の仕事を見る:保育の仕事そのものに迷いがある場合(保育士の経験が活きる仕事)
どれが合うか分からないときは、8つの質問で目安が分かる無料診断も使ってみてください。
辞めると決めたら
辞めると決めたら、次は「いつ、どう伝えるか」です。年度の途中で辞めてもいいのか、いつまでに伝えればいいのかは、年度途中で辞めてもいい?伝える時期と流れにまとめています。
4月から新しい園で働きたい場合は、4月入職に間に合う転職スケジュールも参考にしてください。
参考にした公的情報
この記事は一般的な情報をまとめたもので、個別の労働問題への助言ではありません。職場のトラブルは、各都道府県の労働局にある総合労働相談コーナー(無料)などの公的な窓口にも相談できます。